熱海MOA美術館はご存じでしょうか?
実は私の通った熱海中学校の直ぐ裏にある立派な美術館なんです。そのMOA美術館では現在、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の展覧会が開催中です!本展では、浮世絵風景版画の分野を確立した「冨嶽三十六景」全46図を一挙公開しております。
本作は、独創的な構図と舶来の「ベロ藍」による鮮やかな発色で北斎の代表作として高く評価されています。中でもグレート・ウェーブとして国内外に知れ渡る「神奈川沖波裏」や、鮮やかな朱色に染まる山容から「赤富士」とも呼ばれる「凱風快晴」、山下に稲妻を描く「山下白雨」は三役と呼ばれ親しまれています。いたします。構図、色彩の妙など、多彩に繰り広げられる「冨嶽三十六景」の世界をお楽しみください。
引用:MOA美術館
北斎 冨嶽三十六景 Hokusai’s Thirty-Six Views of Mt.Fuji
北斎ブルーとも称されている「ベロ藍」の色合いによる他にはない存在感が大好きです。来週は実物をじっくりと鑑賞してきたいと思っております。楽しみ^^
このMOA美術館は他にも、壁、床、ふすま、茶釜などの茶器に至るまで、すべて金で作られた「黄金の茶室」!を間近くで見ることができます。この茶室に使われている金の重量は、約60kg。この茶室は、豊臣秀吉が正親町天皇に茶を献じたという茶室を見事に復元しています。他にも国宝級の展示物が多数展示されていたり、美術館からは相模湾が一望できる絶景が眼下に見渡せたりと世界中から観光客が訪れる人気美術館です。
ちなみに、上の写真は尾形光琳展にて展示されていた「紅白梅図屏風」を私が撮影したものです。MOA美術館の展示ケースのガラスは特殊なガラスを使っているため、写真撮影もOKなんですよー!
まだ訪れたことが無い方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?