怒らないで叱ることが相手を成長させる

この記事は約2分で読めます。

叱ると怒るの違い

基本的には、叱るというのは、これを言ったら自分にもリスクがあるけれども、相手の成長のために、リスクを越えて、相手に正直にネガティブなことを直接言う行為です。ですからスタンスはFor you(あなたのために)です。

 一方、怒るというのは、相手が自分の思いどおりにならないために、自分のいら立ちやざわつきを解消しようと感情を爆発させてしまうことです。スタンスは For me(私のために)です。
電車の中で子どもにぎゃー、ぎゃーとわめいているお母さんをよく見かけますが、ほとんど怒って いますね。決して叱っているわけではありません。

 昔は当たり前でも・・・

少し前までは、上司は部下に対して気楽に怒れた風土がありました。企業でも学校でも体育会系〇〇部でも通用した上下関係が存在していました。
でも今はだめです。怒ると関係が悪くなり、部下は辞めてしまいます。業績もあがりません。
だからこそ、ちゃんと叱れなければならないわけですね。
相手のことを想い、相手の成長を願い、相手の間違っている部分を簡潔明瞭に伝え、更に期待も伝えるのです。
ちゃんと叱ると相手は「自分のことを大事にしてそれをいってくれ た」「自分のためにあえて苦言を呈してくれた」と思えるものです。

最後に

私も感情に任せて怒っていることも多々あります。もっと相手のことを想い、ちゃんと叱れる上司や親になりたいですね。
今回も鈴木義幸著の「ほめる」技術 | 鈴木 義幸 |本 | 通販 | Amazon の内容を引用させていただきました。本当に勉強になる本でオススメです!
では、また!

 

タイトルとURLをコピーしました